口下手エンジニアの悪あがき

自動車エンジニアのつぶやき

超幾何分布と二項分布の確率公式覚え書き


分布の公式のxやらnやらの位置がいまいち頭に入らないので、高校の確率でこんなこと言ってたっけ?というものからうる覚えに思い出してみたら、なんとなく覚えやすかったので覚書程度に書いてみた。

 

 

お題:超幾何分布

 

N 個の有限母集団の中に、M個の不適合品と (N-M) 個の適合品が入っている。

ここから n 個抜き出した場合に、x 個が不適合品である確率はいくつか?

 

\bf{考え方の順序}

No1.全体のN個の中から、n個抜き出した組み合わせ:{}_N C _n

No2.適合品(N-M)個の中から、適合品(n-x)個抜き出した組み合わせ:{}_{N-M} C _{n-x}

No3.不適合品M個の中から、不適合品x個抜き出した組み合わせ:{}_M C _x

適合品と不適合品を抜き出した場合の組み合わせの積「No2.×No.3」\\を、単純に抜き取った場合の組み合わせ「No.1」で割ってあげましょう。\\確率がでます。

 \displaystyle {確率:P_x = \frac{{}_{N-M} C _{n-x} ・ {}_M C _x}{{}_N C _n}}

 

f:id:ganbaru_engineer:20190806002214p:plain

超幾何分布の確率

 お題:二項分布

無限母集団の中に、不適合品がある確率がPである。

ここから n 個抜き出した場合に、x 個が不適合品である確率はいくつか?

\displaystyle {確率:P_x = {}_N C _x P^x(1-P)^{n-x}}

 

f:id:ganbaru_engineer:20190806002936p:plain

二項分布の確率

 

やっぱり基本は過去問題集ですね。 いちお張り付けておきます。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

過去問題で学ぶQC検定1級 2019・2020年版 [ 仁科 健 ]
価格:3996円(税込、送料無料) (2019/8/6時点)


 

1級の過去問は1冊分の試験数が少ないので、できれば多くやっておきたいところ。